東京大学LGBT+サークル UT-topos

UT-toposのメンバーが、活動内容や思うことについてブログを書いています。活動内容のご参考にご覧ください。

週刊東洋経済(2012/7/9)のLGBT特集に寄せて

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 はじめまして、またはお久しぶりです、ムトゥーことむとうです。

昨年の冬学期は駒場ランチ会担当を(一応)やってましたが、今はお役御免になって外部向けメール担当をしています。笑

さて。今日(7/9)発売の週刊東洋経済の第2特集で、LGBTが取り上げられています!みなさん買いましょう!

そこに、当サークルのメンバーのインタビュー記事が載りました。

インタビューに答えたのは、2日間にわけて延べ15人、合計約7時間。

あれだけ凝縮した記事の中に、色々と詰まっているわけです。

メール担当をしている私が率先して進めることになったこの取材でしたが、私にとっては非常に多くのことを勉強させてもらう機会になりました。

メインで関わってくださっていた記者の方には、本当にお世話になりました。色々とこちらの無理なお願いを聞いてくださいましたし、取材の場でもとても喋りやすい雰囲気を作ってくださいました。この場を借りてお礼申し上げます。

 

取材依頼のメールをいただいたとき、即座に「前向きに検討させていただきます!!むしろ個人的に話させてください!!」というお返事をしました。独断です。メール担当しててよかった。。笑

サークル内で話し合いもしましたが、前向きな意見ばかりでちょっと驚きました。もっと消極的な意見が多いかと思いましたが、そんなこともなく。。取材受けると申し出てくれたひともたくさんいましたし、みなさんありがとうございました!

2回に分けて行った取材ですが、私はどちらも参加しました。

仕事のこと、お金のこと、これからの生き方、自分のセクシュアリティに対する意識、子どもを持つか持たないか、どうして東大に来たのか、親にカムアウトしたか、もし生まれ変わるとしたら同じセクシュアリティに生まれたいか。

提示されるトピックについて、自分の意見をよどみなく話す見慣れた面々を見て思ったのは、「私は彼らの何を知っていたのだろう?」ということでした。

トポスの活動は毎週のランチ会が中心で、それに加えて飲み会・宅飲みやパーティがあったりします。しかし、ランチ会も飲み会も突っ込んだ話をすることは少なく、「楽しい時間を過ごそう」という意識が強く出ているように思います。それが悪いとは言いませんが、もっと腹を割って話す時間があってもいいのかと思いました。

他のサークルに比べて、つらい思いをしてきた人の比率はずっと多いと思います。だからこそ、そのつらさとしっかり向き合うことで強くなってきた人も、同じだけいるのでしょう。

 

取材が終わって、記事が形になって、改めて読むととても胸が痛くなります。トポスのメンバーの話もそうですし、社会人の方々へのインタビューは読むのがつらいほどでした。

こうやって雑誌で特集を組んでいただいて、LGBTについて興味を持つ・考えようとする人が増えて、いつか第1特集にも取り上げられるようになって、少しでも世の中に変化が訪れればいいなと願います。

この日本という国の中で、今必死で生きている仲間たちとこれから生まれる仲間たちが、幸せな生を過ごせるようになりますように。

 

とても長くなってしまいました。ごめんなさい。。。

 

それから、ちょっと怒られてしまいそうですが、週刊ダイヤモンドの方でも本日発売号でLGBT特集を組んでいます!こちらもとっても面白い記事なので、是非皆さん読みましょう買いましょう。

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。みなさんおやすみなさい、私はレポートをやります。orz

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