東京大学LGBT+サークル UT-topos

UT-toposのメンバーが、活動内容や思うことについてブログを書いています。活動内容のご参考にご覧ください。

2014年度のランチ会終了!

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はじめまして、今回お届けするのは今4年生でこのサークルの代表やってます、やすいです!4年もtoposに居座ってるのにもかかわらず、めんどくさがってやらなかったブログを初めて書きます(笑)

今日は本郷のランチ会で、いつもは駒場にいる僕なのですが、顔を出してみました。みんな春休みにもかかわらず、20人近く来てくれて、大盛況( ´ ▽ ` )ノ
毎回のメンバーから新人さんまでまったりといい時間が過ごせました♪

3/29に追いコンがあるのですが、それを除けば今年度、僕が代表をしてきた一年間の活動は実質的に今日で終わりです。

なんか勝手にしんみりしてきちゃったので、長文ですがちょっと書きたいなぁと思います。

サークルに関わりはじめた頃、ぼくは早稲田の方のサークルにも所属していたし、あんまりメンバーもいなかったこともあって、ぶっちゃけあんまりトポスに興味なかったんですよねw
だから駒場にランチ会すらなかった頃、「どうせ学部の関係で3、4年も駒場にいるし、まあ無いよりはマシか...」程度でランチ会を主催して新歓をしたりするようになり、トポスに関わってました。

でも、学部でセクシュアルマイノリティに関する知識を深め、このサークルの社会的立場を考えるようになり、いままでただのお客さん気分で参加してたこのサークルの「大切さ」に初めて気づいたんですよね。
「みんなの居場所」であるこのサークルが存在することがどれだけ大切か。

そして同時に「居場所ってなんだろう。」とずーっと悩む一年でもあったと思います。

その答えは
・できるだけ多くの人の居場所であること。
・居心地のいい場所であること。

の2つだなと僕は思います。

一つ目に関して言えば、トポスには100名以上のメンバーがいて、ありがたいことに非インカレのセクシュアルマイノリティサークルとしては全国で最大。新歓も色々と考えた結果メンバーも増え続けてくれて、本当に嬉しいと思ってます。

そして二つ目、これが大変だった。

メンバーがいたところで、来て不愉快になる場所だったら何の意味もないんですよね。

来てくれるセクシュアリティも本当に多様。
セクシュアリティ以外にも、下ネタが好きなAさんもいれば、話したくないBさんもいる。そして日本語が話せない人、ダブルマイノリティを抱える人、食べ物に制限がある人、ゲイのノリについていける人、ついていけない人。
こんな人たちに実際に僕は会いました。

多くの人は「そんなに色んなところに気を遣っていては、腹を割って話なんてできないよ、面倒くさいなぁ」と、もしかしたら思うかもしれない。
でも人と人が話すってことは、本来はそういうこと。極論を言えばみんな違くて、どこに地雷があるかなんてわからない。その中でお互いを尊重して、信頼を構築していくことが一番大事なんだなと、学びました。

いろんな人たちがいる中で、いろんなやり方があると思います。でも、僕が大事にしたのはピアサポートの団体でもあるトポスとして、「今、だれのサポートが一番必要なのか。」僕はこのサークルは「サポートが一番必要な人に合わせる」ことが大事だと考えてます。

ここで例え話。
フェンス越しに野球の試合を見たい三人の子供がいます。Aちゃんは背が高くてフェンスの上から余裕で試合が見れます。Bちゃんは背がギリギリ、台座が一つないと見えません。Cちゃんは背が低くて、台座が二つないと全然見えない。

もし、自分の手元に台座が三つあったとする。

文字通り「平等に」台座を一人一つずつ配ったら、Cちゃんは試合が見れません。
でも、みんなが「平等に」試合を観れるようにするにはどうやって台座を配ったらいいのかな。
どうすればいいか、トポスのみんななら分かってくれるかな、分かってくれるといいな。

最後に、これから次の代のメンバーへ。

サークルの生活はどうですか?
忘れちゃいけないこと、それは何よりまず自分が楽しむことです。

そして、自分が楽しんでくれたら、忘れがちだけど、こうしてる今にも居場所を必要としてる人はサークルの中にも、そしてサークルの外にもどこかに必ずいるってことを思い出して欲しい。

それを心に留めて、そして少しだけみんながメンバーを想いやれたら、それだけで居場所はできるんだよって。


長くなった&全然まとまってないけど(笑)
んじゃあ3/29の追いコン楽しもうぜ〜〜*\(^o^)/**\(^o^)/*

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