東京大学LGBT+サークル UT-topos

UT-toposのメンバーが、活動内容や思うことについてブログを書いています。活動内容のご参考にご覧ください。

2022年度 4月映画鑑賞会報告

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みなさま、こんにちは。約1か月ぶりのUT-toposブログです。

記念すべき2022年度最初のブログは、4月上旬に開催された映画鑑賞会の報告となります!久しぶりに、新歓以外にも対面イベントのご報告ができること、とても嬉しく思います(^-^)/

今年度はこれまで以上にブログの更新を活発にし、UT-toposメンバーの声をたくさんお届けしたいと思っております!

今年度もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m


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こんにちは!学部2年のMです。

今回は、私が参加した4月の映画鑑賞会についてブログを書きたいと思います!

4月上旬、都内某所の映画館へ「チェリまほ THE MOVIE~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~」を観に行きました。

映画鑑賞会でこの作品を観に行くと決まったとき、もともと原作の漫画がテレビドラマ化されていたと知っていた私は、鑑賞会前にテレビドラマを一気見していくことにしました。2020年の放送当時に、セクシュアルマイノリティの描写や、繊細かつコミカルなストーリーが話題となっていたことは耳にしていたので、映画をより楽しむために「予習」をしていったというわけです!

そして迎えた当日、お昼過ぎに参加者10人強で映画館に集合し、映画を鑑賞しました。鑑賞後は、場所をレンタルスペースに移しての座談会(感想を語り合う会)も行われました。座談会では参加者が3つのグループに分かれ、グループ替えも行いながら計2時間ほど、映画の感想などを自由に語り合いました。

今回の映画鑑賞会は、私にとって、入会後初めて参加した新歓以外の対面イベントだったのですが、早くも映画鑑賞会が私の大好きなイベントの1つになりました!特に座談会では、作中の印象的なシーンや、自分が気が付かなかった細かな描写の解釈などを話して振り返るという、誰かと一緒に映画を観ることの醍醐味を存分に味わうことができ、とても充実していました。参加者の中には、原作漫画を読んできた人も、(私含め)ドラマを見てきた人も、映画で初めてこの作品に触れた人もいたため、それぞれの比較でも盛り上がりました。

私が嬉しかったのが、当事者サークルであるUT-toposでの鑑賞会に参加したことで、これまで映画を観ても自分の中にしまい込むしかなかったセクシュアルマイノリティ当事者性に起因する気持ちも口にすることができたことです。セクシュアルマイノリティのエンパワメントにつながると感じた台詞が嬉しくて涙を流したこと、現実の自分とリンクして強く心が動かされたこと、本作以外にも当事者性のある作品との付き合い方などを口にできた時、私の心の中に確かにあった気持ちを見過ごさなくていいのだと思えたように感じました。

かけがえのない経験ができた1日でした。

今後もさまざまな映画の鑑賞会が企画準備中とのことで、次回以降も楽しみに思っています!



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