UT-toposブログです!3月に行われたAスペクトラム会の報告を参加者に寄稿していただきました🙌
Aスペクトラム当事者は "マイノリティの中のマイノリティ" とも捉えられ、
UT-toposのようなLGBTQ+サークルに参加しようか逡巡する方も多いと思います。
そんなAスペクトラム当事者にとっても、UT-toposが居場所となれば嬉しいです。
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皆さまこんにちは!今回は3月に行われたAスペクトラム会についてのレポートです。
この会にはじめての参加となる私は、楽しみな反面、実は少し緊張して会場に向かいました。しかし蓋を開けてみれば、普段のUT-toposの対面イベントと同じように互いを尊重し合う和やかな会で、非常に安心して楽しむことができました。
Aスペクトラム会は、自己紹介で幕を開けます。自分の所属のほかに、自身のこれまでの経験を話したり、カミングアウトをしたりする人もいて(もちろん任意です)、そのクィアでAスペクトラムさが全開の様子に、「わああ!これがAスペクトラム会か!!」ととても嬉しくなりました。
その後は、事前に匿名で募集したテーマをもとに会話が進められていきます。パートナーが欲しいと思うか否か、どんな将来が理想か、などさまざまなテーマにわたって話が尽きることはありませんでした。
特に私の印象に残っているのは、「アロマンティックやアセクシュアルといった存在を知ったきっかけ」について話した時です。そこでは、ネットは偉大だということで大きな共感が生まれました。その場にいたほとんどの人がネットで検索して得た情報により、自らの恋愛的指向や性的指向を「定義する」言葉に出会えたと語っていました。自分専用の情報端末を持ち、気軽にネットを使用できることがいかに有意義であるか、改めて気づくことができました!
自身の恋愛的志向や性的指向について、多くの人と話すことで自分を見つめるきっかけにもなり、この会を通して自己理解がさらに深まったと感じています。また、同じAスペクトラムといっても、それぞれに思うことや理想とすることはもちろん違っており、その違いも含めて多様なあり方を知ることができたのも意味のあることだと思います。
LGBTQ+というマイノリティの中でも、さらにマイノリティな存在であろうAスペクトラムの人たちと交流できる機会があるなんて、とても素敵ですね。
次回の開催を楽しみにしています。