東京大学LGBT+サークル UT-topos

UT-toposのメンバーが、活動内容や思うことについてブログを書いています。活動内容のご参考にご覧ください。

2023年度 9月新歓報告

こんにちは。今月toposに加入した1年生です。今月に行われた新歓について紹介します! 今回の新歓では、冒頭に当事者とは、と題したプレゼンを聞いた後、全体で3グループに分かれてボードゲーム、フリートーク、プレゼンについてのトークを行いました。今回は初めての人が多かったからか、同じく初めての私もあまり気負うことなく話すことが出来ました。
私がこの会に参加した理由としては、私はこれまで、いわゆる"当事者"として他の当事者の人ときちんと関わったことがなく、何か自分にとって新しい見地を得られるのではないかと思ったからです。言い換えると、ネット上で同じセクシャリティを持った人と関わることだけでは得ることの出来ないなにか特別な感情を、実際に会って話すことにより感じてみたいと思ったからです。
実際、この回に参加してみて普段感じている、他人からどう見られるかといったいわば恋愛至上主義的な価値観を捨て、様々な人と関わることが出来ました。(異性愛然り同性愛然り他人からの性的な目を必要以上に気にしてしまう性格なので)
また、自分では理解していたつもりであった、世の中には様々な人がいるということを身をもって実感することも出来ました。自分は当事者だから、と知ったようなつもりになっていてもそんなことはないということを思い知らされます。まだまだ自分の知らないことが世の中には沢山あります。そのような面でも自分を高めるいい機会になったのかなと思います。
これらは、相手のセクシュアリティを決めつけず、ニュートラルな存在としてお互いを尊重しあおうとするtoposの掟によるものだと思います。とても居心地が良かったです。
(だからといって、当事者である我々が非当事者とされている人々と全く違うのかと言うとそんなこともなく、この団体ではただ目に見えない色々なものの存在を感じやすかったというだけです。非当事者であっても多種多様なバックグラウンドを持っていることは変わりないのでそちらの方にも目を向けていきたいですね。)
新歓に足踏みしている人も勇気をだして参加してみると新たな世界が見えるかもしれません。
ここまで読んで下さりありがとうございます。
それでは。

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