東京大学LGBT+サークル UT-topos

UT-toposのメンバーが、活動内容や思うことについてブログを書いています。活動内容のご参考にご覧ください。

3月13日ランチ会@本郷

こんにちは。りょうすけです。

今日のランチ会は4人も新人さんが来てくれました。
自己紹介をし、モテる方法や出会い方など、ポップな話題で盛り上がったあと、来年度の運営の話になり、それと関連して少し真面目な話になりました。

いじめやからかいに対して厳しい先生なのに、同性愛に関して自ら揶揄していた人がいたという経験や
精神障害者や身体障害者をネタにするのは人間性を疑われるのに、同性愛はなぜこうも簡単にいじりネタに上がるのかという疑問などを語ってくれて
それって結局なんでなのか。という話に。

それは、「可視化されていないから」、つまり、同性愛者などのセクマイが身近にいることを知らないからではないかという意見が出ました。
セクマイという存在が未知で漠然としたものであるため、ネタにしても個人攻撃している感覚がなく、罪悪感を感じないままいじれてしまう。
目に見えないものに対しては配慮しにくいが、目に見えるようになると現実味が出て、配慮しやすくなるのではないか。

実際カミングアウトすることによって、カミングアウトされた人間は、それまでゲイをいじりネタとして扱っていても、本人に対してはもちろん、セクマイ全体に対してネタにするような発言は避けるようになったり、カミングアウトされていない人間の発するゲイネタに乗らなくなったりした、という経験を持っている人がいました。
自分の身近にセクマイの人がいると知ることで、ゲイネタで盛り上がることは、その人の中で、不特定多数に対する漠然としたいじりではなく、個人攻撃につながるものだ、という認識を持つようになる、ということです。

そのため、マイノリティの立場の人は、「こういう人がいる」ということを発信し、知らしめていくこと、逆にマジョリティの立場の人は知っていくこと、理解しようとすることが大切なのではないか、という話がありました。

それから派生して、ランチ会後に僕個人として思ったことを「続き」につれづれなるままに書こうと思います。
完全に僕の自己満足なので、温かい目でお読みください。


続きです。


UT-toposの本郷ランチ会の責任者をやらせていただき、そろそろ1年が経とうとしています。
きっかけは「誰かがやらなければ潰れるんじゃないか」という感じで、とても積極的な気持ちとは言えないものでしたが、やっていくうちに顔馴染みも増え、楽しさや充実感が増していきました。
その過程で、喜ばしいことにサークルの規模は大きくなり、同時にサークル内部の多様化が進むにつれ、サークル運営についていろいろと考えさせられています。

UT-toposはいわゆる「セクシュアルマイノリティ」サークルとして活動しています。
当然、「セクシュアリティ」サークルであると同時に、「マイノリティ」サークルでもあります。
こうしたサークルに身を置くうちに、僕の中で課題となりつつあること(「目標」と言うべきかもしれませんが)があります。

それは、セクシュアルマイノリティはもちろん、セクシュアルマイノリティ内でのマイノリティ(あるいはセクシュアルマイノリティ内での自分の立ち位置がよくわからない人)、その他の、外国人、身体的・精神的に障害を持つ人など、さまざまなマイノリティを持つ人が、来やすい、聴きやすい、話しやすい雰囲気作りです。

このことを考慮しないと、「セクシュアルマイノリティ」サークルと銘打ちつつも、結局はノンケ社会(という表現が僕はしっくり来たのですが)の縮図になってしまうのではないか。

メンバーは、ノンケ社会での生きづらさを感じたり、ノンケ社会以上の生きやすさを求めてサークルに来ていると思います。
そういう思いで来たサークルがノンケ社会の縮図であったらナンセンスなのではないか。

セクシュアル「マイノリティ」サークルであるのに、内部のマイノリティや、セクシュアリティ以外のマイノリティに配慮しないのは、全くの自己矛盾であるのではないか。

そんなことを思い始めています。

そうしたサークルの自己矛盾を避けるためにも、ノンケ社会で多少なりとも感じているマイノリティとしての生きづらさを考慮した上での言動に努めることが重要かと思います。

そのために、サークルメンバーが何ができるかというと、たいしたことはできないかもしれません。
人それぞれによってやり方はあると思いますが、例えば、なるべく先入観を持たない、断定的な発言や理解は避ける、話を積極的に振ってあげる、噛み砕いて話す、などを僕は思いつきました。

それぞれのやることは微々たることでも、全員がそのような意識を持って、少しでも言動に気を使えば、全体で見た時にきっと何かしらの良い変化があるはずです。
まず、このような意識を共有し、自分の考え方、生き方、ポリシーと相談した上で、自分にできることはあるのか、何ができるのか、ということを考えるだけでも、きっと違ってくるんじゃないかなと思います。

同時に、ノンケ社会でマイノリティであった僕ですが、このサークルではマジョリティなので、逆にマジョリティの人の気持ちがよくわかるようになってきました。
マジョリティの人がマイノリティの気持ちを汲んで配慮することの難しさを知りました。(なので、ノンケの人たちがセクマイの人たちを配慮する難しさもわかります。)それでも、難しいけれど、相手の立場に立って、配慮しようという心意気が大事だと思います。

以上、僕が1年間ランチ会の責任者として勉強させてもらったことです。他にもたくさんのことを学びました。この大切な勉強の機会を後輩から奪わないためにも、サークル存続のためにも、本郷ランチ会責任者の役職を引き継ぎたいと思っています。(誰か積極的な立候補お待ちしてます!)

最後に、読んでくださった方々、僕の自己満足にお付き合いいただき、ありがとうございました^^
これを読んで、同意できる部分・できない部分含め何かしら考えていただけたら、嬉しいです。

ではまた。

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