東京大学LGBT+サークル UT-topos

UT-toposのメンバーが、活動内容や思うことについてブログを書いています。活動内容のご参考にご覧ください。

2021年度新歓報告①

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みなさまこんにちは、中の人の一人です。
実は先月ようやく新歓イベントが実施されましたので、参加者の声をお届けしていきます。
新歓報告②以降も続くことを願いつつ...!どうぞご覧ください。

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こんにちは。学部一年のEです。先日行われた新歓イベントの様子をお伝えします。

会場はハンモックがいくつもかかっているカフェで、山小屋のような温かい雰囲気でした。
参加者はおよそ三十人で、学部から博士まで幅広い学年の方がいました。
始めに執行部の方からサークルの概要やルールについて説明があり、その後5~10人程度のグループに分かれてテーマトークやボードゲームを行いました。

僕は今回初めてtoposのイベントに参加したんですが、自分以外の性的マイノリティの方に会えたことがかなり感動的でした。
これまで身の周りに自分のような人は(知る限り)いなくて、当事者ながら画面越しの存在のように感じていました。
しかし会場のドアを開けると、すぐには数えきれないくらいの当事者さんがリアルにいて、楽しそうにしゃべっていて、僕にとっては軽い衝撃でした。
家族にも打ち明けていない自分の秘密をこの人たちはみんなわかっていて、しかも当たり前に受け入れてくれている、という状況は異様で、でも安心感があって、自然と笑顔になっていたと思います。

テーマトークはカミングアウトの話が印象的でした。
「縁を切られるかもしれないから」と家族を信じられない自分は弱いのかなと思っていましたが、それは自分だけじゃないしいけないことでもないんだ、と元気が出ました。
また、そこから広がった告白の話は何の違和感もなく聴くことができて、きっと高校の友達はこんな気持ちで話してたんだろうなと思いました。初めて楽しく恋バナができた気がします。

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