東京大学LGBT+サークル UT-topos

UT-toposのメンバーが、活動内容や思うことについてブログを書いています。活動内容のご参考にご覧ください。

2014年6月20日 本郷ランチ会

| コメント(0)

こんばんは、むとうです!

最近ランチ会もお仕事もさぼっていましたが、昨日久しぶりにランチ会に行ったのでブログも書きます。

そしてヒロくん、書いてくれてありがとう。笑

 

というわけで昨日は本郷ランチ会でした!新しいメンバーが何人か来てくれて、楽しい会でしたね。

今回の話題で気になったのは、ある温泉の話です。少し前にメンバーのうちの何人かで行ってきたそうで、とてもよかった!と盛り上がっていました。セクマイ(特にゲイ)&温泉と聞くとハッテン場的な場所が連想されることもありますが、昨日のランチ会に来ていたメンバーによれば、その温泉は健全でありながらもセクマイとして普通に楽しめる場所、だそうです。見る人が見ると、「同類さんだな」とわかる人が多いんだとか。

トポス全体としてもお出かけ企画をもっと立ち上げたいと思っているので、そのうち連れだってそこに小旅行できたら楽しそうですね!^^

 

他にもトポスは様々な企画を準備中です!

女子自認さんメインの゛女子"会企画、自分はトランスジェンダーなのかな...と悩んだ経験がある人限定のトランス企画、ほかにもいろいろ考えています。興味のある方は是非いちどご連絡ください。!(^^)!

 

 

以上です^^

と言いながらお風呂についてのどうでもいい話を続きに書きます。

どうして温泉とかって男女で分けるのかな。っていう話(から派生した個人的な恨みつらみ)。

謎のタイトルはこの続きの内容を端的に説明したやつです。

 

注1 これはトポスの見解ではなく、私個人の主観的な考えです。世の中の善良な「男性」のみなさま、ごめんなさい。

注2 カギカッコつきの「女性」は、「女性に見える容姿をし、女性性という性役割を果たす人」の意味です。「男性」も同様。

★★★

どうしてお風呂場で同性愛者・両性愛者の存在が嫌われるのでしょう。そもそもお風呂はどうして男女別なのかを考えれば、その論理がわかります。「公衆浴場を男女一緒にすると、異性愛者同士が性的な欲求を催して性的な行為に及ぶ可能性が高くなる。公序良俗の悪化を招くので、男女を別にする」という理由で別になっているからです。同性愛者・両性愛者は、その前提を覆してしまうのです。

けれど、ちょっと待ってください。同性しかいないお風呂場で性的な対象として見られるかもしれない、という言葉が「自分が気づかないうちに」「知人や見知らぬ人によって」性的な対象として見られているかも、という状況を指すならば。

それは、世の中の「女性」が一度は経験したことのある状況ではないでしょうか?

 

どうして、ホットパンツをはいた若いオンナノコのすらりと長い脚をチラ見していいのでしょうか。どうして、胸元の広めにあいた服を着た女性の同僚に対して「前かがみにならないかな」と期待していいのでしょうか。

挑発的な服を着ているのが悪い??あなたは頭の悪いレイプ犯ですか。彼女は自分が着たい服を自由に選んで着ているのです。それに、彼女が挑発したがっているとしても、十中八九、相手はあなたではない誰かでしょう。

見るだけなら許される??そうですね、そう思うなら、あなたも同性愛者・両性愛者に対して何を言う権利もないですね。

もし風呂場で性的な対象として見られるのが嫌だというなら、日常的なその行動も改めなければいけないはずです。もし、本当にすべての人間が平等だと思っているのならね。もちろん、逆でもいいんですよ。自分が見知らぬ誰かを性的な目で見るように、あなたも誰かに性的な目で見られることを許容してください。

それなのにどうして、性を媒介にした「男」「女」間の不平等に対する認識も持たず、自分だけは同性愛者・両性愛者に対して文句を言えると思っているのですか?

 

ここまで、あなた、と書いてきました。たぶん、世の中の異性愛男性が「あなた」にもっとも当てはまると思います。もちろん、そうでない人もいるとは思いますが。

こうした日常的なまなざしの中にこそ、セクシュアリティの権力関係が潜んでいる。それはセクシュアルマイノリティに注がれるときははっきりとした差別的表現で現れることが多いけれど、「女性」に対して注がれるときは巧妙に「当たり前じゃん」で隠されてしまうことがある(「女性」当人もそれを平然と受け入れたりする)。そういうことをね、かいてみたかったんです。

ま、一番言いたいのはですね、

世界はお前らシスヘテロ男だけのものじゃねーんだぞ!!!

分かってない奴はクソくらえ!!!!

 

おわりです( *´艸`)

« 2014年5月28日 駒場ランチ会 | メインページ | 2014年7月3日 本郷ランチ会 »

コメントする